三英傑(信長、秀吉、家康)の政権構築に影響を与えた大阪城の地形・地質
2024年1月23日
終了
公開講座
上町台地北部の地形・地質の特徴と地盤の推移―自然地形と人工改変をたどる―
講師:三田村 宗樹 教授・博士(理学)(みたむら むねき)
上町台地は,大阪平野の中央部を南北に細長く伸びる台地です.このような細長い台地の形状は,その西側を南北に延びる上町断層が東側の台地を隆起させてきたことと関係しています.大阪平野は上町台地によって,大阪湾に面する西側と,台地と生駒山地に挟まれた河内低地に分けられます.台地北側には淀川が流れ,かつては大和川も河内低地を流れて淀川に合流していました.瀬戸内海東端部という地理的重要性からも,三方を低湿地に囲まれた要衝の地でもあることからも,難波宮に始まり,大坂本願寺,豊臣・徳川大坂城が構築され,歴史舞台の中心地ともなってきました.この講演では,台地北部の地形的な特徴や,それを構成する地下の地層分布と地質構造を紹介し,歴史舞台となった台地の推移をたどることにします.
開催日 | 2024年3月20日(水・祝) |
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開催時間 | 14:00~16:00(開場13:30) |
開催場所 | 大阪歴史博物館 4階 講堂 |
募集人数 | 定員150名 |
参加費 | 参加無料 |
備考 | 往復ハガキ申込期限 3月13日(水) 当日消印有効 |