Overview 学校概要
高大運営方針
理事長からのご挨拶
ボランティア組織で運営するコーダイは「生涯学習」と「社会への参加活動(ほんの少しでも人のお役に立てる活動)」という二つの社会的課題に取り組んでいます。「学習する」ことを核として「仲間づくり」、「健康づくり」、そして「社会への参加活動」というコーダイの特徴を念頭に置きながら受講生の満足度を高めることは勿論のこと、コーダイで重要な役割を担うクラスディレクター・スタッフが楽しく活動でき、ボランティア精神を十二分に発揮できる様な環境創りに努めています。
コーダイはここ数年いろいろな改善・改革活動を推進し少しずつ結果も出て来ていますが、まだまだ十分ではありません。時代の変化・環境の変化に対応すべく新学習システムを構築中です。今後、斬新なアイディアや創造力を発揮しながら、多くの皆さんに心地良い居場所を提供するとともに、さらに誇れるコーダイを構築していきます。そして、この分野で名実ともにリーダーとなり、足元をしっかりと固めながら「子どもから高齢者まで笑顔と活力が満ち溢れた生涯学習校」を目指し、少しでも世の中のお役に立てる認定NOP法人として活動してまいります。これからもより一層のご支援・ご協力を賜ります様よろしくお願い申し上げます。
理事長 古矢 弘道
理念
現在、日本の社会は少子高齢化の時代にはいり、元気なシニア世代に活躍を求めています。私たちは学習と趣味を実践的に統一し、社会で積極的な活動を行ないます。 私たちは、地域社会にあって身の丈にあった活動を行ないます。そして、一般の市民の方々と共に心身ともに豊かな地域のコミュニティ作りの活動を行ないます。
- 私たちは仲間と一緒に楽しみながら学習します。
- 私たちは何よりも自らと仲間の趣味を大切にします。
- その趣味を仲間と共に深め、更に拡げて、外部の人と楽しみます。
- 地域の町づくりを行政、市民などと協働して実施します。
- 私たちは活動を通じて、自らの健康づくり、生きがい感の充実を図ります。
- そして私たちはシニア世代の責任として地球環境問題に積極的に取り組みます。
設立趣旨書
1
趣旨
平成21年3月をもって廃止される大阪府の高齢者大学アクティブシニア講座とシルバーアドバイザー養成講座の両講座を4月より、市民により民営化し両講座を一元化して継続開講するために、特定非営利活動法人大阪府高齢者大学校を創設します。 シニア世代の問題は、従来からの福祉の視点だけでなく、これからの時代は、元気な高齢者の力を社会に還元する施策がますます大切になっています。
私たちは、この元気なシニアに対し、社会で活躍するために必要な再学習を行なうと共に、従来では考えられなかった社会の変化に対応した新しい事業を開発して、組織的な実践活動を行ないます。
具体的には、私たちが、大阪府老人大学講座以来、これまで永年に亘って実践してきた地域での活動を大切にしながら、授業と併せて今後は、趣味のサークル活動を奨励し、その自主的な活動、社会貢献活動を繋げることから地域の町づくり・コミュニティ作りに発展させたいと考えています。
そして地球環境問題をはじめ地域の抱える諸課題をとりあげ、私たちの出来ることで、行政・学校・企業・市民団体との協働事業を開発して進めたいと考えています。 これらの授業・事業の二本柱の活動を通じて私たち自身のかけがえのない人生を心身ともに豊かな健康作りと併せて生きがいを実感できる活動として実践することを目的とします。
2
申請にいたるまでの経過
大阪府は財政再建のため、大阪府高齢者大学アクティブシニア講座とシルバーアドバイザー養成講座の両講座を平成21年3月をもって廃止することを決定しました。 そして廃止後の継続開講問題については府民やNPOにゆだねることになりました。
両講座は30余年の歴史と3万名の修了者をもつ大阪府が誇る事業であり、これから更に進む少子高齢化の時代を迎え、府民にとって、その役割を果たすべき存在として大きな期待がもたれているところです。
この事態を受け、伝統ある両講座の灯を消すことなく、継続発展させるために、私たちは、その受皿としての特定非営利活動法人を新しく結成して、府民の力を結集し、この事業を継続したいとおもいます。
中心になる組織は以下のとおりです。 特定非営利活動法人 シニア自然大学、特定非営利活動法人ふれあいサポート、特定非営利活動法人シルバーアドバイザー・ネット大阪、財団法人 大阪府地域福祉推進財団、大阪府シルバーアドバイザー連絡協議会、大阪府高齢者大学同窓会連絡協議会、大阪府老人大学南部講座同窓会です。
法人
法人認証 | 法人申請 平成20年年9月16日 法人設立 平成21年1月7日 |
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代表者 | 理事長 古矢 弘道 |
会員数 | 正会員183名(令和6年7月22日現在) |
事務局 | 〒540-0006 大阪府大阪市中央区法円坂1-1-35 大阪市教育会館 電話:06-6360-4400 FAX:06-6360-4500 ホームページ:https://osaka-koudai.or.jp Eメ ー ル:info@osaka-koudai.com |
大学校設立の経緯
2008年4月11日 | 橋下知事のPT試案が公表され、平成21年度暫定予算が7月までとなった。 |
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4月20日 | シルバーアドバイザー養成講座および大阪府高齢者大学アクティブシニア講座の維持・継続を大阪府知事に提言 |
5月12日 | 平成21年度の各講座の継続が決定された。しかし大阪府は財政再建のため、大阪府高齢者大学アクティブシニア講座とシルバーアドバイザー養成講座の両講座を平成21年3月をもって廃止する方針を公表した。 |
5月15日 | NPO法人シルバーアドバイザーネット大阪及び大阪府高齢者大学連絡協議会が事業存続の提言 |
6月10日 | 大阪府と各団体(13団体)とで意見交換 府より「今年度は8割までの予算計上が認められる」との発言あり。 |
7月23日 | 大阪府議会で平成20年度の本格予算設立(大阪府高齢者大学アクティブシニア講座およびシルバーアドバイザー養成講座の廃止を決定) |
7月29日 | 平成21年度以降の講座実施についての検討会(第1回) |
8月14日 | 平成21年度以降の講座実施についての検討会(第2回) |
8月18日 8月25日 | 講座カリキュラムの検討を開始(第1回・第2回)
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8月22日 | 平成21年度以降の講座実施についての検討会(第3回) |
8月27日 | 平成21年度以降の講座実施についての検討会(第4回) |
9月5日 | 第3回講座カリキュラムの検討 |
9月9日 | 特定非営利活動法人 大阪府高齢者大学校 設立総会 |
9月12日 | 特定非営利活動法人 設立認証申請 |
9月19日 | 理事役割分担(アシスタント)専攻科・共通講座の編成・教室準備 |
9月30日 | 第4回講座カリキュラムの検討 |
10月8日 | 第5回講座カリキュラムの検討 12科目 550名募集 を決定 |
10月13日 | 事務所および教室決定 |
10月21日 | 広報紙官庁依頼先をSA連協および南部同窓会で対応を決める |
11月5日 | 平成21年度大阪府高齢者大学校について各市町村へ広報活動の依頼状を送付(介護支援課) |
11月5日 | 大阪府高齢者大学校が市町村広報紙・掲載依頼(2月1日発行誌に掲載) |
11月10日 | ホームページを開設、講座内容の全容確定 |
11月21日 | 大阪府高齢者大学校チラシを発行 (募集開始H21.2/16~) |
12月11日 | 募集要項の作成開始 |
2009年1月7日 | 特定非営利活動法人 大阪府高齢者大学校 認証 |
1月8日 | 募集要項を完成 |
1月20日 | 大阪府庁内プレス発表 |
1月21日 | 募集要項を各市町村へ一斉に逓送開始 |
1月27日 | 設立記念式典ならびに記念講演会(クレオ大阪西) |
2月1日 | 各市町村広報誌に広報記事掲載 |
2月16日 | 受講者申し込み開始 |
2月24日 | 大阪府高齢者大学校 設立記念音楽会(いずみホール) パイプオルガンと「日本のうた、世界のうた」 |
3月1日 | 府政だよりに広報掲載 |
3月16日 | 申し込み受付終了 |
3月17日 | 入学決定通知を送付(565名) |
4月14日 | 大阪府高齢者大学校平成21年度入学式開催(クレオ大阪中央) |
組織図
定款(PDF)
本学の定款については以下のPDFよりご確認ください。